プロ野球ドラフト 東北楽天が指名あいさつ ウェルネス宮城高・大内投手の活躍期待
東北楽天からドラフト7位指名された日本ウェルネス宮城高3年の大内誠弥投手(17)が8日、同校で後関昌彦スカウト部長と益田大介スカウトらから指名のあいさつを受けた。
大内投手は「日に日にプロ入りへの実感が増してきている。将来性を評価していただいた。角度を生かした投球が武器なので、すぐにでも1軍で投げられるよう体づくりをしていく」と意気込んだ。
東松島市赤井出身で、191センチ78キロ。長身から投げ下ろす直球が武器。高校入学時の球速は120キロ未満だったが、フォームの調整や走り込みなど下半身強化に取り組み、最速144キロまで上がった。
現在はジムに通ったり、間食を増やす「食事トレーニング」に励んだりと、体づくりに力を入れている。「高校で練習を重ねるうちに自分の可能性を信じられるようになった。地元の子どもたちに、プロになれると勇気を与えられる選手になりたい」と話した。
益田スカウトは「高身長で、肘の使い方が柔らかく制球力のある器用な投手という印象。伸びしろと華のある選手なので、しっかりと体が出来上がってくれれば」と期待した。
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