石巻の魚食文化PR 宮城水産高生、仙台駅でサバ缶など販売 水中生物の展示も
宮城水産高生が10月28日、仙台市青葉区のJR仙台駅2階で、石巻地域の水産をPRするイベントを実施した。
海洋総合科の生徒12人が、自分たちで作ったサバの水煮の缶詰や塩蔵ワカメなどを販売。法被姿の生徒たちは「いらっしゃいませ」と元気な声を上げ、商品をアピールした。
買い物客には生徒が調理したクジラの角煮のレトルトパックを無料で配布した。
クロソイやマハゼ、イワガキ、ウニを水槽に入れて展示するミニ水族館コーナーもあった。
3年の近藤亮太さん(18)は「石巻の豊かな魚食文化が多くの人に伝わればうれしい」と笑顔を見せた。
缶詰を購入した若林区の主婦小野文子さん(70)は「古里が石巻なので地元の味が懐かしい。頑張っている高校生を見て応援したくなった」と語った。
関連リンク
- ・石巻地域の保育園児に生活習慣の乱れ、割合高く 肥満、体力低下傾向も 石巻専修大調査
- ・未利用魚を「町おこしに」 石巻専修大・鈴木准教授、魚種や活用事例紹介
- ・円柱や食堂跡、輝き今も 旧観慶丸商店を特別公開 石巻・中央
- ・プロ野球ドラフト 東北楽天が指名あいさつ ウェルネス宮城高・大内投手の活躍期待
- ・「かなんまつり」4年ぶり 伝統芸能や展示、出店にぎやか 石巻