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生活困窮者に食品支援を 年末控え、信金6店舗で受け付け 来月8日まで

ボックスを設置するフードバンクいしのまきの末永博代表理事(左)ら

 一般社団法人フードバンクいしのまきは10日、家庭で余った食品を集め、生活困窮者に送る「フードドライブ」を石巻、東松島、登米3市の石巻信用金庫6店舗で始めた。支援の要請が増える年末を控え、地域住民に協力を呼びかける。12月8日まで食品の提供を受け付ける。

 石巻信金本店には今月9日、食品を入れるボックスのほか、チラシやのぼりを設置した。期間中は担当者が定期的に巡回して食品を回収。行政や社会福祉協議会などからの要請に応じ、食品を届ける。

 毎年、年末は支援の要請が増えるという。フードバンクの佐藤良子事務局長(53)は「大掃除をする際に自宅の食品棚を確認して、眠っている食品があったら捨てずにフードボックスに提供してほしい」と呼びかけた。

 石巻信金でフードドライブを実施するのは5年目。三浦夏美業務執行役員(55)は「毎年継続し、食品ロス問題も含めて地域に貢献したい」と語った。

 受け付けるのは常温保存可能な未開封のもので、賞味期限が1カ月以上残る食品。冷蔵、冷凍が必要な物や生鮮食品はフードバンクに相談する。実施店舗は本店のほか、向陽、大街道、鹿妻、矢本、登米の各支店。時間は平日午前9時~午後3時。

 連絡先はフードバンク0225(98)5996=平日午前9時~午後4時。

【地域連携】「2023しんきんフードドライブ」スタート - フードバンクいしのまき「もったいない、をありがとうに!」

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