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石巻市議会少子化対策特別委、ベビースマイルと意見交換 「多機能型の子育て支援拠点を」

意見を交わす石巻市議(右側)とベビースマイルのスタッフ

 石巻市議会少子化対策特別委員会は10日、市子育て世代包括支援センター「いっしょissyoへびた」(石巻市のぞみ野2丁目)の運営を担うNPO法人ベビースマイル石巻と、子育て支援の現状と課題について意見を交わした。

 意見交換会が同センターであり、楯石光弘委員長ら市議6人とベビースマイルの荒木裕美代表理事ら職員4人が出席した。荒木代表がセンターの支援体制や利用状況を説明。課題としては、子育て世代をワンストップでサポートできる多機能型の支援拠点施設整備や人材育成、市との連携強化などを挙げた。

 荒木代表は「市の支援メニューは充実しているが、対外的なアピールがうまくできていない。首長が積極的に子育て支援を発信している自治体は、若い世代の住民が増えていると感じる」と指摘した。

 楯石委員長は「シンボリックな場所や取り組みをつくる必要性を感じた。市への問題提起や政策提言に生かしたい」と話した。

 委員会は7月、北海道江別市が大型商業施設内で運営する子育て支援施設を視察。石巻市での整備の必要性や支援の課題を探るため、意見交換会を開いた。

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