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ソロプチミスト「社会ボランティア賞」に東松島のG・うさぎ 市報を朗読、音声化

G・うさぎの丸山代表(右から2人目)と、石巻サン・ファンの堀内会長(同3人目)ら

 東松島市の広報誌を音声データ化して視覚障害者らにCDで配布する活動に取り組む「G(グループ)・うさぎ」が、公益財団法人ソロプチミスト日本財団の2023年度「社会ボランティア賞」に選ばれた。推薦した国際ソロプチミスト石巻サン・ファンからもクラブ賞が贈られ、16日に石巻市内で授与式があった。

 G・うさぎは1998年から活動し、現在10人の会員が所属。市報を朗読して録音したCDを毎月50枚ほど作成し、視覚障害者や小さな文字が読みにくい高齢者らに届けている。朗読会や幼稚園での読み聞かせにも取り組む。

 授与式には国際ソロプチミスト石巻サン・ファンとG・うさぎの関係者約20人が出席。石巻サン・ファンの堀内みよ会長が、G・うさぎの丸山安輝子代表らにクラブ賞の賞状と副賞などを手渡した。

 堀内会長は「25年に渡って活動し、勉強会で朗読力を磨くなど向上心あふれるグループ。これからもますますの活躍を祈っている」とあいさつ。丸山代表は「この賞を頂くまで、グループを立ち上げ、礎を築いた先輩方がいる。その先輩方や、仕事や介護をしながら活動している仲間に敬意を表し、感謝したい」と語った。

 社会ボランティア賞は、地域社会のニーズに適合し、地域に密着したボランティア活動に継続的に取り組む団体や個人をたたえる。本年度は全国で28団体・個人、北海道・東北では6団体・個人が選ばれた。

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