最大規模の倉庫? 東松島・赤井官衙遺跡、市が説明会
東松島市赤井の赤井官衙(かんが )遺跡で最大規模の倉庫とみられる掘っ立て柱建物跡が確認され、市教委が18日現地説明会を開いた。
前回2021年調査時に倉庫とみられる建物跡を発掘。今回、南側で新たな柱跡が見つかった。同じ建物が南側に広がっていたことが分かり、その規模は東西6.6メートル、南北8.8メートルで過去最大と確認された。
東西に4本並ぶ柱が南北に5列ある高床式構造の建物と推定される。倉庫の中に何が保管されていたのかは解明されていない。
約50人の歴史ファンが参加。石巻市大街道地区から訪れた北村信也さん(79)は「きっとコメが山積みになっていたのだろう。想像すると楽しい」と話していた。
関連リンク
- ・観光連携へ「友情の道」協定 宮城オルレと台湾・淡蘭古道 コースに石柱、相互PR
- ・冬道の安全へ準備万端 東松島で除雪車出動式
- ・街づくりに市民参加を 石巻専修大と市、研究報告 人口減への対抗策提案
- ・伊藤原子力防災担当相、災害時の拠点訪問 女川原発など視察
- ・避難所開設、手際良く 総合防災訓練 石巻・河南東中、防災士協会と初めて連携
関連タグ
最新写真特集
三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください