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冬道の安全へ準備万端 東松島で除雪車出動式

出動する除雪トラック

 本格的な降雪シーズンを前に国土交通省仙台河川国道事務所と南三陸沿岸国道事務所は20日、三陸沿岸道矢本インターチェンジ(IC)内の矢本除雪ステーションで除雪機械の出動式を行った。

 除雪トラック、除雪グレーダー、凍結抑制剤散布車の10台と除雪作業員ら約45人が参加。南三陸沿岸国道事務所の武田哲英所長は「今のところ降雪は少なく、路面凍結を重点的に対策していく。無事故で春が迎えられるようにする」とあいさつした。関係者に見送られながら、除雪トラックと凍結抑制剤散布車それぞれ1台が出動した。

 式前には除雪作業の安全を願う祈願祭と、除雪従事功労者表彰があり建設業の丸本組(石巻市)の大友伸之さんが表彰された。

 昨年度の実績は、国道45号と108号を管理する仙台河川国道事務所の石巻国道維持出張所が除雪出動4回、凍結抑制剤散布183回。三陸沿岸道(鳴瀬奥松島-歌津IC)を管理する南三陸沿岸国道事務所の三陸道維持出張所は除雪6回、凍結抑制剤散布333回だった。

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