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議場の雰囲気、体験 石巻市議会報告会に市民40人

市議と市民が活発に議論を交わした

 石巻市議会の運営状況を市民に伝える議会報告会が19日、市役所6階の議会棟であり、市民約40人と市議が地域課題について話し合った。コロナウイルス感染の影響で4年ぶりの開催。議場や議長室など普段は入れない部屋も開放され、参加者は議会の雰囲気を体験した。

 人口減少や教育の充実、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出問題など、テーマごとに四つの部屋に分かれて議論した。各部屋に市議数人が付き、市の取り組みや議会に上がったトピックを紹介した。

 初めは質問が出なかったが、1人が手を上げると次第に参加者の発言が増え、雇用確保の方策や地域のコミュニティーの重要性などを活発に話し合った。

 参加した40代会社員女性は「直接話してみて市議が何を考えているのかがよく分かった。参加してとても良かった」と話した。

 報告会は市議会基本条例7条に基づき開催する。市民の意見を聴取し、議会運営の改善を図るのが狙い。

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