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サッカーの楽しさ紹介 ベガルタ仙台・MF鎌田大夢選手、女川小訪問 児童と交流

児童らとミニゲームをプレーする鎌田選手(左)

 サッカーJ2仙台のMF鎌田大夢選手(22)が20日、女川町女川小(児童214人)を訪れ、サッカーを通じて児童との交流を楽しんだ。選手が県内全35市町村と連携して地域活動に取り組む「ホームタウン応援団」の活動の一環。2年生41人とパス練習やミニゲームをして汗を流した。

 鎌田選手がリフティングやシュートを披露すると、児童から歓声が上がった。パスをうまく出すこつとして「しっかり足に当てないとボールが思ったところに行かない。最後までボールをよく見て」とアドバイスした。

 ミニゲーム終了後には自身のサインを入れたシールをプレゼントし「みんなに笑顔になってもらって良かった。来季はスタジアムに足を運んでサッカーの面白さを肌で感じてほしい」と語った。

 阿部隼士君(7)は「プロのシュートやリフティングはすごく上手で驚いた。一緒にサッカーができてうれしかった」と喜んだ。

 クラブは昨年度から仙台市だけでなく、県内全市町村をホームタウンにしている。応援団の活動はシーズン終了後に実施。子どもたちと交流し、夢を持ち、努力することの大切さを伝えている。

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