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冬の味覚、満喫 石巻かき祭り 「ぷりぷりでおいしい」

会場でカキ汁を味わう家族連れ

 旬のカキを楽しむ「第20回石巻かき祭り」が23日、石巻市中央2丁目の市かわまち交流広場で開かれた。多くの来場者が訪れ、冬の味覚を味わったり買い求めたりした。

 県漁協石巻市東部支所、石巻湾支所、石巻地区支所で構成する「石巻かきブランド化事業委員会」が主催。カキのむき身約70キロが用意され、生ガキを500グラム2000円で販売。ノリ入りのカキ汁やカキフライ、カキのアヒージョなどのカキ料理も提供した。

 同市鮎川浜の捕鯨会社「鮎川捕鯨」が協力し、石巻くじら振興協議会によるミンククジラやイワシクジラの赤肉、缶詰などの販売もあった。

 同市門脇町から訪れたパート従業員の丸田美保さん(40)は「毎回訪れている。今年のカキもぷりぷりでとてもおいしい」と話した。

 ブランド化事業委員会の斎藤幸一会長(62)は「今年は海水温の上昇などで生産量が少ないが、ぜひ地元のカキを地元の人に食べてもらいたい」と語った。

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