将来像テーマに意見交換 石巻市新採職員、市長と初の懇談
石巻市は20日、新規採用の職員を対象に斎藤正美市長との初めての意見交換会を市役所で開いた。市職員としての将来像をテーマに懇談。職員は自身が携わっている仕事に関する質問を斎藤市長に投げかけ、理解を深めた。
斎藤市長は冒頭「フレッシュな感覚を持つ皆さんの貴重な意見を聞きたい」とあいさつした。
新規採用職員は保育所や博物館などさまざまな部署に配属されている。観光課職員は「若い世代が多用する交流サイト(SNS)での発信をしているが結果が追いつかない」という悩みを語り、斎藤市長は「石巻をどのように魅力的にPRすべきか。また漫画のまちとして、今風の魅力あるキャラクターをそろえることにも取り組んでみる」などと答えた。
市博物館の学芸員小野雄希さん(26)は「緊張したが、なぜ市職員を目指したかなどを振り返る機会になった。あらゆる分野につながるアドバイスをもらったので、仕事で生かしたい」と話した。
本年度の新規採用職員は31人で、この日は14人が参加した。27日にも開催する。
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