東松島・赤井小創立150周年 クイズで学校の歴史学ぶ 記念の横断幕、全学年協力し制作
東松島市赤井小(児童146人)が30日で創立150周年を迎え、記念集会が開かれた。学校に関するクイズで学びやの歴史に触れ、全校で制作した記念横断幕を披露した。
クイズは初代校長の名前や同校伝統の「赤井いぶき太鼓」についてなど学校の歴史に関する問題で、6年生が考えた。児童は縦割り班ごとにクイズに参加し、出題者が待機する教室を巡って回答した。
3年の菅野凰珂(おうか)さん(9)は「知らないこともあってびっくりした。難しかったけど楽しかった」と話した。
150周年に合わせて制作した横断幕は大きさが縦1.1メートル、横4メートルで、5、6年生有志を中心に全学年が協力して完成した。全校の案を集約したスローガン「夢いっぱい未来へはばたけあかいっ子」を柔らかな字体で記し、校章に描かれている桜やブルーインパルス、虹を描いた。
6年の伊藤朱希(あかね)さん(12)は「次の世代に引き継いで、スローガンにもある未来の人たちに見てほしい」と語った。
横断幕は授業参観や運動会などで掲示する。小松幸恵校長は全校児童に向けて「諸先輩方の素晴らしい歴史の上に皆さんがいる。生き生きと日々の学習に取り組んでほしい」とあいさつした。
赤井小は1873年に創立・開校した。2022年度までの卒業生は5810人。
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