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映像機器、3市町に寄贈 SDGs私募債を活用 アミックスと七十七銀

目録を贈呈し、記念写真を撮る千葉社長(中央)ら

 石巻市魚町3丁目の燃料卸売業アミックスと七十七銀行は11月30日、77SDGs私募債(寄付型・社会貢献コース)を活用し、プロジェクターを石巻市、東松島市、女川町の各教育委員会に1台ずつ(計100万円相当)贈った。

 贈呈式が石巻市役所であり、アミックスの千葉正社長や七十七銀の遠藤国明上席執行役員石巻支店長兼穀町支店長らが出席。千葉社長が3市町の教育長にそれぞれ目録を手渡した。

 千葉社長は「子どもたちのために役立つことをしたかった。より良い社会、夢を持てる社会になることを願う」と語った。

 プロジェクターは児童生徒の学習や発表会などに活用する予定。石巻市教委の宍戸健悦教育長は「ICT(情報通信技術)機器は今の時代に重要。東日本大震災のハード面の復興は進んだが、教育の充実はこれからが大切だ。プロジェクターを活用し、3市町が力を合わせて取り組む」と感謝した。

 77SDGs私募債は七十七銀が発行企業から受け取る手数料の一部で、地域の教育機関や介護施設に物品を寄贈する仕組み。アミックスは9月に長期運転資金として5億円を発行した。

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