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警棒持ち替えバット強振!? 石巻署員25人、中学生と野球交流

真剣勝負を繰り広げる参加者

 石巻署員と中学生が野球の試合を通して交流する第9回「青少年健全育成野球大会」が2日、石巻市住吉中校庭であった。

 同校と同市飯野川中の野球部員計9人と、署員約25人が参加した。両チームとも声をかけ合いながら真剣勝負を展開。7イニング制で戦い、石巻署チームが1-0でサヨナラ勝ちした。

 大会は非行少年を生まない社会づくりの一環として2014年に始まり、昨年までは同市山下中と対戦していた。同校の野球部が廃部になったため、今年は住吉中に会場を移して合同チームが参加した。

 試合後の閉会式で、生活安全課の佐々木勇治課長は「ハラハラドキドキする展開になった。今後も野球を通じて警察や大人と交流し、成長していってほしい」と語った。

 住吉中の2年雫石哲平主将(14)は「警察官はもっと厳しい雰囲気だと思ったけど、優しくてプレーに余裕を感じた。また試合をしてみたい」と話した。

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