バレーボール日本代表・故藤井さんの東京五輪スーツ、展示 家族が石巻市に寄付
バレーボール日本男子代表として2021年東京五輪に出場し、ことし3月に31歳で死去した藤井直伸さん(石巻市雄勝町出身)の公式ユニホームとシューズが、家族から石巻市に寄付された。
ユニホームは東京五輪の開会式用スーツと、式典用スーツの2点。8日から開会式用スーツを石巻市総合体育館のロビーに展示しており、今後入れ替えるという。
藤井さんは旧大須中を卒業後、古川工高から順大に進み、Vリーグの東レに入団した。17年に日本代表に初選出され、東京五輪ではセッターとして男子29年ぶりの8強入りに貢献した。
市担当者は「世界最高レベルのBクイック(速攻)の技術を持っていて、日本の男子バレーが強くなる礎をつくってくれた選手。地元出身のオリンピアンとして、広く知ってもらいたい」と話した。
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