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石巻祥心会にサンタ来た! 神戸国際支縁機構が復興支援 ケーキや靴下贈る

サンタクロースの衣装を着た岩村代表(中央)。支縁機構職員とともに利用者にケーキをプレゼントした

 東日本大震災などの復興支援に取り組む社団法人神戸国際支縁機構(神戸市)は19日、石巻市門脇の社会福祉法人「石巻祥心会」を訪れ、一足早くクリスマスプレゼントを届けた。

 プレゼントのケーキ70個は活動に賛同する玉の肌石鹸(東京)の相談役三木晴雄さんから提供を受けた。震災直後から支援を続けてきた三木さんは11日に息を引き取り、最後の支援活動となった。服飾雑貨などを取り扱う「チュチュアンナ」(大阪市)は靴下約300足を提供した。

 機構の岩村義雄代表(75)をはじめ職員3人がサンタクロースにふんし登場。障害者支援施設「ひたかみ園」の利用者にケーキを手渡した。

 岩村代表は「心温かく迎えてもらい、私たちの方が励まされた。食べ過ぎないように仲良く分け合ってほしい」と話した。

 石巻祥心会の宍戸義光理事長(73)は「みんな楽しみにしていた。活動を続けていただいてありがたい」と感謝した。ケーキはひたかみ園とグループホームの入所者や利用者が夕食後などに味わった。

 機構は18~20日、同市渡波で1人暮らしの高齢者宅にケーキを届けた。

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