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青葉中生、感謝込めXマスコンサート 隣の介護施設を訪問 手作りリボンなど贈る

利用者と職員に美しい音色を届けたクリスマスコンサート

 石巻市青葉中(生徒182人)は25日、隣接する介護老人保健施設「第二恵仁ホーム」の利用者と職員向けの「クリスマスコンサート」を野外で開いた。施設駐車場で吹奏楽部の演奏、生徒が感謝の気持ちを込めて制作したリボンの贈呈があった。

 吹奏楽部は「ジングルベル」など定番のクリスマスソングや、人気音楽ユニットYOASOBIの「アイドル」などを演奏。「花は咲く」と「ふるさと」を合唱した。運動部などの有志生徒がタンバリンなどで盛り上げた。最後に吹奏楽部員が「いつまでもお元気で」と声をそろえた。

 施設利用者は手拍子でリズムを取り、演奏を楽しんだ。代表して山下輝子さん(79)が「私たちのために演奏をありがとうございます。これからも頑張ってください」と感謝した。

 全校生徒が地域への感謝と生徒の目標を書いた年賀状約160枚と、リボン100個を、生徒会長の2年半沢幸太郎さん(13)らが、山下和則事務長(46)らに手渡した。施設からはお菓子の詰め合わせがプレゼントされた。

 クラリネットの2年野口咲枝さん(14)は「優しく迎えてもらい楽しく演奏できた。いいクリスマスの思い出になった」と話した。

 クリスマスコンサートは2020年に始まり4回目。

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