「年末年始を笑顔に」　フードバンクいしのまきへカップ麺1000個　石巻信金が寄付

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　石巻信用金庫は２７日、石巻市の一般社団法人フードバンクいしのまきにカップ麺１０００個を寄付した。石巻地方を中心とした生活困窮世帯の支援に役立てられる。

　贈呈式が同市中央３丁目の石巻信金本部であり、阿部伸一常勤理事がフードバンクの末永博代表理事に目録を手渡した。阿部常勤理事は「支援の輪がより広がることを願っている。カップ麺が年末年始の笑顔や安心感につながればうれしい」と話した。

　石巻信金は地域貢献やＳＤＧｓ推進の一環で、２０１９年からフードバンクと連携し、家庭や企業から余剰食品を受け付ける「フードドライブ」に取り組む。２０年には現金１００万円、２１年にはコメ１トンを寄付するなど活動をサポートしてきた。

　末永代表理事は「フードドライブが市民に浸透してきた。これからも一緒に取り組んでもらいたい」と感謝した。