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餅つき大会、福を呼ぶ 石ノ森萬画館で正月イベント

子どもたちが小さな手できねを握り、勢いよく餅をついた

 石巻市中瀬の石ノ森萬画館で1、2の両日、「マンガッタンお正月2024」が開かれた。たこ揚げや獅子風流の演舞、絵馬を描くワークショップなどがあり、多くの家族連れらでにぎわった。

 恒例行事の福を呼ぶ「もちつき大会」は玄関前であった。子どもたちが保護者らに支えられながら大きなきねを持ち、臼の中の餅約2・5升分をついた。つきたての餅はきな粉とごまで味付けされ、100食限定で振る舞われた。

 利府町から両親と訪れた平塚蒼一朗ちゃん(5)は初めて餅つきを体験し「(餅をつくのが)楽しかった。きなこの餅がおいしい」と笑顔で完食した。母親の真理さん(42)は「新型コロナウイルスが収まってきたので、いろんな体験をさせて楽しいと思ってもらいたい」と話した。

 絵馬のワークショップは7日まで開催し、絵馬がなくなり次第終了する。絵付けした絵馬は8日午後1時から、石巻のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」が同市中央1丁目にある萬画神社に奉納する。

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