人権擁護委員を委嘱 女川町で伝達式 退任2人に感謝状
法務大臣から1日付で委嘱された女川町の人権擁護委員への委嘱状伝達と、昨年12月31日付で退任した2人への感謝状贈呈が11日、町役場であった。
新任の遠藤優美子さん(68)と阿部鳴美さん(63)、再任の島貫貞行さん(67)、退任した平塚征子さん(80)、鈴木成夫(しげお)さん(75)の5人が出席。仙台法務局石巻支局の佐々木賢一支局長が、法務大臣からの委嘱状と感謝状などをそれぞれ手渡した。
佐々木支局長は、新任者へは「法務局職員や他の委員にいろいろ聞いてほしい」、退任者へは「困っている住民がいたら引き続き相談相手になってほしい」とそれぞれ声をかけた。
遠藤さんは「住民のために少しでもお手伝いしたい」、阿部さんは「知識が不十分なところがあるが、力になれるよう努めたい」とそれぞれ抱負を語った。
平塚さんは「老若男女と絆が持てた。自分自身の人間の幅を広げていただいた」と感謝。同席した須田善明町長は「今までの活動の種を(新任者へ)つないでほしい。さまざまな相談があると思うが、役目を全うしてほしい」と述べた。
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