園児、お茶たてに挑戦 東松島・はなぶさ幼稚園で茶道教室 友達もてなす
東松島市赤井の私立矢本はなぶさ幼稚園(園児121人)で24日、茶道教室が開かれた。年長児49人が参加し、茶せんを使ったお茶たてに初めて挑戦。子ども同士で抹茶を振る舞い、味わった。
園児らは表千家石巻教授者会の会員の指導を受け、年中の時から礼儀作法を学んできた。卒園を前に5回目の今回が最後で、お茶会を催した。
座り方やお辞儀の仕方などを確認し、小さい茶わんでお茶をたて、友達をもてなす体験をした。お菓子をいただき、お茶が来たら「お点前頂戴いたします」と言って、静かに飲み干した。
佐藤あかりちゃん(6)は「習ってきたことが上手にできた。お茶をおいしくいただいた」と話した。木村梢ちゃん(6)は「楽しかった。感謝の気持ちで振る舞った」と笑顔だった。園児らは表千家の修了証を受けた。
茶道教室は、日本の伝統文化に触れて礼儀作法を学んでもらおうと2012年に始めた。
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