旬の味、福島産ニラと春菊ＰＲ　石巻のスーパーで試食販売　「柔らかな歯触りと甘み」

　石巻青果（東松島市赤井）とふくしま未来農協（福島市）、全農福島県本部は石巻市内のヨークベニマル２店で福島県産ニラと春菊の試食販売を行い、旬の味の良さをＰＲした。

　ニラと春菊は伊達地区産で、収穫の最盛期を迎えている。同地区の福島県内シェアはニラが３～４割、春菊は約半分を占める。石巻地方は主要な出荷先になっている。

　宣伝は３、４の両日に行われた。石巻市恵み野３丁目のヨークベニマル石巻蛇田店では３日、石巻青果の社員、農協と全農の職員らがニラ玉汁の試食販売をして、福島県産ニラと春菊をＰＲした。試食した来店客らは「甘みがあっていい」と話しながら、早速ニラを購入していた。

　ふくしま未来農協の担当者は「夏場と違いハウス栽培で、ニラ、春菊ともに柔らかく歯触りがいい。甘みがあるのも特長。ニラはギョーザや汁物に入れ、春菊は鍋やごまあえにして食感を楽しんでほしい」と語った。

　宣伝は新型コロナウイルス感染拡大の影響で４年ぶりに実施した。