体験広場、子ども夢中　多彩なステージや竹明かり制作など　女川

　女川町教育委員会とすばらしいおながわを創る協議会は１２日、ステージパフォーマンスや体験活動を楽しめる「キッズランドｉｎ女川」を同町生涯学習センターで開いた。親子連れを中心に多くの人が来場し、にぎわった。

　女川つながる図書館の職員による電子オルガンの演奏や、町内のバレエ教室の生徒らによるクラシックバレエの披露など、多彩なステージが会場を飾った。

　東北電力の職員による手回し発電機を使ったミニ実験や竹明かりの制作体験のほか、けん玉やめんこ、段ボールで作られたトンネルをくぐる遊びなどもあり、子どもたちは夢中だった。

　女川小５年の鈴木碧虎君（１０）は竹明かりを制作し「（竹に）穴を開ける時に手応えがあって楽しかった。妹と一緒の部屋の真ん中に置きたい」と笑顔。ミニ実験を体験した同町西区の木村結衣華ちゃん（５）も「とても楽しかった」と話した。

　イベントは昨年に続き２回目。町教育委員会生涯学習係の社会教育指導員、加納純一郎さん（７３）は「いろいろな体験をすることで興味、関心を誘発できる機会にしたい。人と関わりながらの体験活動も大事」と語った。