東松島・道の駅 市、売り上げ想定は年6億7000万円 宿泊施設誘致も
東松島市議会2月定例会は19日、本会議を開き、一般質問を始めた。市は三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に11月開業予定の道の駅について、施設全体の年間売り上げを6億7000万円と見込んでいることを明らかにした。
道の駅は飲食施設や観光案内、デッキテラスなどからなる。飲食施設の営業は午前11時から午後7時とし、カキやノリなど市の名産を使ったメニューの通年提供を計画する。
また、市は市全域の観光促進の一環として、航空自衛隊松島基地の航空祭など、大規模イベント開催時の宿泊需要に応える方針。これに合わせ、三陸道インターチェンジ付近に民間の宿泊施設を誘致する考えを示した。
現在、市内の宿泊施設は18で、東日本大震災以前の41施設の半分以下にとどまっている。
渥美巌市長は「地場産品の魅力を最大限発揮する道の駅づくりを進め、ニーズにあった宿泊施設の誘致に努めたい」と述べた。
団員減少を見込む市消防団について、市は活動継続に向け、新年度に再編する意向も表明した。現在の7分団を一部統合し、5分団にする。
斎藤徹、千葉修一、石森晃寿、五野井敏夫の4氏が質問した。
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