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ひな祭り交流 年長児、特養ホームおながわを訪問 歌や踊りで盛り上げ

「うれしいひなまつり」に合わせて踊りを披露する子どもたち

 女川町浦宿浜の特別養護老人ホームおながわは、つるし雛(びな)展を開催している。つるし雛とひな人形が飾られたギャラリーで、ホームに隣接する女川町立第4保育所の年長児14人がひな祭りにちなんだ歌と踊りを披露し、利用者の拍手を浴びた。

 つるし雛展はホーム職員の沢口弘美さんが東日本大震災の翌年以降ほぼ毎日制作し続け、約100個が飾られている。第4保育所との交流会は22日、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開催された。

 約20人の利用者が集まる中、園児が「うれしいひなまつり」を元気に歌い上げ、踊り、ギャラリーを華やかに盛り上げた。利用者は手拍子を打ちながら「上手」と声をかけて楽しんだ。

 鈴木良子さん(88)は「孫の幼い頃を思い出した。とてもかわいかった」と笑顔。歌と踊りを披露した阿部凉風(すずか)ちゃん(6)は「元気に歌って踊れるよう頑張った。うれしい気持ちになってほしい」と話した。

 ホームからは保育所に通う園児全員分のひなあられがプレゼントされた。つるし雛展も3年ぶりに一般公開され、3月29日まで。

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