「復幸男」、参加者を募集 おながわ春の祭り23、24日 お宝まき再開
女川町復幸祭を改称した「おながわ春のまつり2024」(実行委員会主催)が3月23、24の両日、町中心部で開かれる。初日は高台避難の大切さを伝える「津波伝承女川復幸男」、2日目はステージイベントなどを実施。女川町復幸祭で恒例だった出演者らが餅などをまく「お宝まき」が5年ぶりに再開する。
復幸男は、東日本大震災時の町への津波到達時刻とされる午後3時32分に町役場南側をスタート。女川小・中までの高低差約25メートルの坂道約250メートルを走る。
中学生以上が対象。1~3位に「女川復幸男」の認定証と、女川水産加工品の詰め合わせなどを贈呈。参加者全員にも参加賞がある。参加希望者はまつりのホームページから申し込む。定員200人。達しない場合は当日、参加受け付けも行う。
24日のステージイベントは午前9時半から。町まちなか交流館を会場に、獅子振りや演歌歌謡ショー、北海道テレビ制作のテレビ番組「水曜どうでしょう」のディレクター陣によるトークショーもある。
春のまつりは今回で2回目。町の復興計画事業の終了に伴い、2019年に終了した女川町復幸祭を改称する形で昨年から開催している。
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