石巻青果・３月の市況見通し ＞ キャベツは堅調　県産イチゴ、増加

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【野菜】
　神奈川産のダイコンは前進出荷の影響で減少し、千葉産は安定した入荷。ニンジンは千葉産の残量が少なく早期で終了。徳島産新ニンジンは生育良好で中旬以降増量の見通し。茨城産レンコンは生育期の好天により順調な入荷。ハクサイは茨城産が中心で、秋冬物はほぼ終了。　
　キャベツは愛知産を中心に堅調な相場推移。中旬以降に神奈川産春キャベツの入荷が始まる。ホウレンソウは地場と群馬産が例年より気温が高く順調な生育。ネギは地場産が終盤期に入り減少。トマトは宮城・群馬産中心の入荷。

【果実】
　県内産イチゴは大サイズ中心に増加。静岡産ミカンは中旬まで貯蔵品の入荷。熊本産デコポンは中旬まで順調で、下旬以降は減少。青森産サンふじは貯蔵品に切り替わり、前年の３割減で下級品多め。愛媛産イヨカンは小玉傾向。和歌山産ハッサクは残量が少なく、紅ハッサクと併売となる。バナナは産地で発生した洪水の影響で中旬まで不安定で、中旬以降に回復の見込み。