能登半島地震支援 石巻・武山興業、ブルーシート寄贈 輪島市へ1000枚
石巻市小船越の建設業「武山興業」は、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市にブルーシート1000枚を寄贈した。
シートは災害時の屋根の補修や水害、土砂災害の応急対策用に備蓄していたものを活用した。社員2人が2月19日、シートをダンプカーに積んで石巻市を出発し、20日に輪島市の支援物資集積所に届けた。
能登半島地震では民家の瓦屋根が崩れる被害が広がった。同社は企業からの物資受け入れを始めた輪島市と連絡を取り、不足しているというシートを贈ることを決めた。
同社は東日本大震災時、石巻市北上地区に本社があり、被災直後から地域の孤立解消などに当たった。武山隼人社長は「震災時は全国から助けてもらった」と振り返り「成功したことも失敗したことも、震災からの復興で経験したことを生かし、能登も復興を遂げてほしい」と願った。
◇
<能登半島地震 寄付・支援>
石巻市の国際サークル友好21と「石巻・フィリピン ハワックカマイ」「メエラ・プティ」「エスペランサー・デ・ラティーノ」は1日、市に災害義援金16万945円を寄託した。
石巻市鹿又小は4日、市に災害義援金13万4468円を寄託した。
関連リンク
- ・高校生、奉仕活動「まきボラ」で学び 子どもや本と触れ合う 石巻の良さを探求
- ・東日本大震災 復興と詩と13年目の決心(2) 子どもの目 不条理あらわ、胸を刺す
- ・車中泊施設、初のアワード メディア部門最高賞に兼宮商店「RVパークおながわ」 浜焼きや快適さ、評価
- ・「東松島市のPRに役立てて」 特産焼きのり100万円分、市に寄贈 橋本道路
- ・陸上養殖、事例学ぶ 石巻でセミナー 少量でもブランド化を