住みよい渡波へ 「まちづくり協議会」発足、34行政区が連携 石巻
石巻市渡波地区の住民自治組織「渡波地区まちづくり協議会」が設立された。地域課題の解決や住みよい地域づくりを目指し、市と連携しながら住民の交流や環境保全、防犯などの分野で事業を展開する。
渡波地区は34行政区で構成し、約6400世帯、約1万4000人が暮らす。協議会の設立準備会が昨年9月から計5回開かれ、事業計画や組織体制などを検討してきた。
準備会は地区の小中学生や住民を対象に、地域課題などを尋ねるアンケートも実施。地域活性化や健康福祉、防犯・防災、環境保全などの項目で調査し、交流イベントや防犯活動などに取り組みたいとの希望があると分かった。
協議会はアンケート結果を基に地域交流、環境衛生、防犯安全の3部会を設置。今後はイベント開催や環境美化、防犯活動といった事業を展開するほか、まちづくりの先進事例を学ぶ研修会や年2回の地区だより発行も予定する。
設立総会が1日、渡波公民館であり、地元区長や市関係者ら約50人が出席した。斎藤正美市長は「協議会の活動が地域活性化のモデルとして発展し、地区内の連携と行政とのパートナーシップ確立に役割を果たしてほしい」とあいさつした。
会長に選出された渡波地区区長行政衛生連合会長の阿部和夫さん(76)は「住民の意見、提案を取り入れて渡波地区全体で事業を進め、横の連携を広げながら地域を盛り上げたい」と話した。
市内の住民自治組織は山下、河南、桃生、北上、蛇田、湊に続いて7地区目。
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