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能登半島地震 輪島市に支援物資送る 石巻の丸本組、「お助け箱」と義援金40万円

支援物資をトラックに運び入れる丸本組の従業員

 石巻市恵み野3丁目の建設会社丸本組は11日、能登半島地震で被災した輪島市に水や食料などの支援物資と義援金40万円を送った。

 同社が備蓄していたり、新たに買い足したりした2リットルや500ミリリットルのペットボトル飲料水1680本と、衛生用品や食料品などが入った「非常時お助け箱」33箱。同日午前、物資を積んだトラック1台と、現地で運搬作業に当たる従業員8人が乗った車2台が出発した。物資は輪島市の建設会社「喜多組」を通し、地域住民の手に届けられる。

 喜多組は東日本大震災後、所有する作業船を石巻に回航させ、海岸への消波ブロック敷設に当たるなど復興作業に貢献した。丸本組は当時受けた恩を返そうと支援を決め、輪島市の支援受け入れ態勢が整った時期にも合わせて実施した。

 丸本組の佐藤昌良代表取締役(64)は「震災から生まれた絆を大切にしたい。現地のニーズを把握しながら、今後も支援を続けていく」と話した。

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<寄付・支援>

 東海カーボン石巻工場、東海運輸、平川工業石巻工場の従業員一同は11日、石巻市に災害義援金3万2316円を寄託した。

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