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江ノ浜の自然、後世に 環境保全の会を設立 東松島・宮戸

あいさつする木島さん(中央)

 東松島市宮戸にある江ノ浜の海岸や周辺地域の環境を守り、未来へ伝える「奥松島 江ノ浜の自然を保全する会」が設立された。周辺の環境美化やイベント開催などを通じ、地域を盛り上げていく。

 宮戸島北部、松島湾に面した江ノ浜海岸は東日本大震災の津波で被災。海岸でにぎわい創出のためのイベントを開くほか、草刈りやトイレ設置、ごみ拾いなどの環境保全活動、海岸の利用管理などを手がける。海岸では2021年、復興目的に地元食材を味わうイベント「江ノ浜レストラン」が開催され、盛況だった。

 設立総会が13日、県松島自然の家であり、約15人の市内事業者らが参加。会長に同市観光ボランティア事務局の木島新一さん、副会長に「KIBOTCHA(キボッチャ)」運営会社貴凛庁代表の三井紀代子さん、移住コーディネーター関口雅代さんを選出した。

 木島さんは「念願の設立ができてうれしい。各団体が手を取り合って情報交換を活発にし、これからの東松島市を考える機会になれたら良い」と語った。

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