方言かるたで防災学ぼう 「火の元ちぃつけらいよ」 石巻地区消防本部が制作
石巻地区消防本部は、遊びながら火災予防などを学べる「防災かるた」を制作した。ホームページでデータを公開しており、無料でダウンロードできる。
幅広い世代に火災予防や地震、津波から身を守るための方法を楽しく学ぶ機会をつくってもらうのが目的。「あ」から「ん」までの五十音で始まる読み札は東北の方言で書かれており、
「リュックはまぐら元さ置いですた」
「もじゃぐれだ電気配線あぶねど」
など耳なじみのある響きがある。
取り札には読み札を標準語に訳した文章が記されており、方言の意味を確認できるほか「ほこり・絡まったコードは発火の危険性大!」「逃げるときに用意しても遅いですよ」など注意点や豆知識が追記されている。
ダウンロードしたデータを印刷し札の形に切り取り、厚紙に貼り付ければ完成だ。消防本部は「より多くの人に、楽しみながら防災について知ってほしい」と呼びかける。
関連リンク
- ・ギンザケ、28日初入荷 石巻魚市場で受入全体会議 前年比25日遅れ、海水温上昇響く
- ・生涯学び続けて 石巻専修大で学位授与式 学部生・院生、計317人
- ・人材確保を支援 雇用安定へ協定締結 東松島市、宮城労働局
- ・能登半島地震支援 石巻・雄勝地区会長会、能登へ義援金252万9000円
- ・能登半島地震 東松島市職員、能登町の現状報告 廃棄物処理「長期の支援必要」