生涯学び続けて 石巻専修大で学位授与式 学部生・院生、計317人
石巻専修大の学位記授与式が20日、同大体育館で開かれ、学部生と大学院生合わせて317人に学位が授与された。
尾池守学長は学部や大学院の総代に学位記を手渡し、式辞で「学生生活を翻弄(ほんろう)した新型コロナウイルスに負けず学位を得たのは称賛に値する。人生を楽しむことも忘れずに、生涯にわたり学び続けてほしい」と激励した。
卒業生を代表し、人間学部人間文化学科の阿部拓登(ひろと)さん(22)が謝辞を述べ「先生方の指導が支えになった。大学で学んだことを生かし、自ら考え行動する人でありたい」と飛躍を誓った。
学生は保護者と記念撮影したり友人と談笑したりして卒業や修了の喜びを分かちあった。
弘前市出身で、学生生活6年を同大で過ごした理工学研究科生命科学専攻の工藤拓登さん(25)は「製薬会社で研究職に就く。安心して使える医薬品を作りたい」と今後の展望を語った。
成績優秀者を対象とした川島記念学術賞は理工学部4人、経営学部3人、人間学部2人に贈られた。
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