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盲導犬育成の手助けに 石巻ヤクルト販売、訓練センターへ52万円寄付

記念撮影する吉田社長(前列左から2人目)と根本センター長(同3人目)ら

 石巻市開成の石巻ヤクルト販売は21日、公益財団法人日本盲導犬協会仙台訓練センター(仙台市)に52万8892円を寄付した。盲導犬の育成や普及を目指した社会貢献活動の一環。

 同社で寄贈式があり、吉田宏太郎社長は「1人でも多くの視覚障害者の方が盲導犬をパートナーとして充実した毎日を送り、犬も深い愛情に包まれた生活を送る手助けができるように普及活動をしたい」とあいさつ。スタッフを代表して渡波サービスセンターの市川美咲さんが訓練センターの根本学センター長に目録を手渡した。

 寄付金は販売したヤクルト商品1本当たり2円と社員親交会の善意を加えた。根本センター長は「14年間も温かい支援を頂き、驚きと感謝を感じる。末永くご理解とご支援を頂けたらうれしい」と話した。

 寄付は2009年に始まり14回目。累計で1049万7859円となった。訓練センターと合同で、販売スタッフの家族が通う小学校3、4年生を対象に盲導犬の出張授業も行っており、本年度は石巻地方の11校、696人に実施した。

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