快晴の里山快走 石巻・稲井で「登山マラソン」 県内外の330人、健脚競う
第6回石巻登山マラソンが24日、石巻緑のハイキングロード特設コースで開かれた。県内外から参加した約330人の選手が、石巻市稲井地区の里山を走った。
石巻山の会を中心とした地域住民などで構成する実行委員会主催。石巻霊園入り口をスタートし、上品山で折り返すショート(約20キロ)、水沼山で折り返すミドル(約32キロ)、硯上山で折り返すロング(約45キロ)の3部門で競った。当日は快晴に恵まれ、選手は海や田んぼなどの景色を楽しみながら走り抜けた。
ロングの部で2年連続1位を獲得した仙台市青葉区の会社員志村史雄さん(44)は「コースが走りやすく、水沼山辺りでは海などが見えて気持ち良かった。次回もまた参加したい」と話した。
市内事業所の協賛などにより、選手に果物や野菜のプレゼントがあったり鹿肉カレーが振る舞われたりした。
大会は東日本大震災からの復興や里山を活用したスポーツ振興を目指して2019年から開催。新型コロナウイルスのため3年間中止を余儀なくされたが、昨年復活した。岡良一実行委員長は「これまで厳しい天候での開催だったので、好天に恵まれてうれしい。石巻の里山を堪能してもらい、今後も末永く続けていきたい」と語った。
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