観光地「奥松島」、海外へ魅力発信 東松島で講演会 BTV認定記念
東松島市の奥松島地域が昨年、国連世界観光機関(UNWTO)の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ(BTV)2023」に認定されたことを記念した講演会が14日、市コミュニティセンターであった。約160人が参加し、経緯や今後の展望を学んだ。
BTVは1次産業のある人口1万5000人以下の地域が対象。「文化資源の振興と保全」「経済分野の持続可能性」など九つの評価項目がある。市は宮戸月浜地区の国重要無形民俗文化財「えんずのわり」や里浜貝塚、日本三大渓「嵯峨渓」をアピールした。
講演では、認定までの協力企業インアウトバウンド仙台・松島(仙台市)の工藤雅教さんがBTVの利点として国際的な認知度向上などを挙げた。
渥美巌市長は「持続可能な観光への関心の高まりを踏まえ、インバウンドの誘客に努める」と述べた。
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