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能登を応援、石巻でフェス キッチンカーなど10店並ぶ 午後には売り切れ続出

揚げパンやクレープ、弁当などが販売されたかわまち交流広場

 キッチンカーで得た利益を能登半島地震の被災地支援へつなげる「第1回ONOLICIOUS(オノリシャス)フェス」が3月31日、石巻市中央2丁目のかわまち交流センターで開かれた。石巻地方を中心に出店するキッチンカーやテントが広場に集合し、多くの客が足を運んだ。

 石巻地方をはじめ東北地方を拠点としている8店舗のキッチンカーと2店舗のテントが出店。ホットサンドやバタークレープ、キムチ料理などが販売された。午後には売り切れが続出するほどで、訪れた人々は目当てのグルメなどを堪能した。

 イベントの主催者で、弁当などをキッチンカーで販売する「Hau’oli Deli」は1月に能登半島へ物資を送り、2月には3日間の炊き出し支援をした。石巻でも何か支援がしたいと志し、同業者に賛同を呼びかけた。売り上げの一部を能登半島支援に充て、物資を送ったり炊き出しをしたりする。

 岩手県花巻市から親戚に会いに訪れた大滝愛梨さん(18)は「揚げパンができたてでおいしい。支援することはいいアイデアだと思うので、続けることで街も盛り上がるのでは」と話した。

 Hau’oli Deliの大石空音衣(あおい)さん(25)は「被災した方の中には東日本大震災のとき支援してくれた人もいる。できることを少しでも続けて、みんなで助け合っていきたい」と話した。

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<能登半島地震 寄付・支援>

 石巻市の丸井戸第一町内会は1日、市に災害義援金5万円を寄託した。

 石巻文化協会は1日、石巻市に災害義援金3万円を寄託した。

 石巻ベンチャーズは2日、石巻市に災害義援金3万4569円を寄託した。

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