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地面に顔出す春の「お宝」 タケノコ収穫始まる、一般開放も 石巻・あかま里山農園

ぐんぐんと成長したタケノコが生える農園の竹林=15日

 石巻市飯野絵図沢の「あかま里山農園」で、タケノコの収穫が始まった。春本番の陽気の中、背を伸ばしたタケノコが続々と地面に頭を出している。竹林を一般開放するタケノコ掘り体験もスタートした。

 農園では約40アールの竹林でタケノコを育てる。今年は例年並みの成長具合で、現在は平均2~3キロの重さに育ったタケノコを1日30本ほど収穫する。最盛期は5月の大型連休ごろを見込み、1日200本ほどを掘り出すという。

 竹林にはもみ殻などを敷き詰め、適度な温度や湿度を保ち、栄養を蓄えやすい環境をつくっている。農園の赤間祐子さん(63)は「根元にも甘みがあり、全体が軟らかいのが特長。タケノコの成長に感謝しながら食べるとよりおいしくなる」と話した。

 タケノコは農園や同市小船越の道の駅「上品の郷」で販売する。タケノコ掘り体験は5月末ごろまで。時間は午前10時~正午と午後3~5時。入園料は1組880円。収穫したタケノコは1キロ当たり648円で持ち帰ることができる。予約が必要。雨天休園。連絡先は赤間さん080(2824)3373。

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