石巻・網地島で雷神宮祭、あすから 21日に「あばれ海神輿」
石巻市網地島の長渡(ふたわたし)地区で雷神社の「雷神宮祭」が20、21の両日、開かれる。みこしを担いだ男衆らが海に入る豪快な「あばれ海神輿(みこし)」が行われる。
21日の本祭は午前9時半ごろスタート。「あばれ海神輿」では、みこしを担いだ男衆が掛け声を上げ、漁港から海に入ったり勾配のある生活道路を駆け巡ったりして島内を練り歩く。住民らによる餅まきがあるほか、獅子舞も登場。終了は午後2時ごろを予定する。
前夜祭に当たる宵祭りは20日、5年ぶりにあり、大漁や海上安全、地域の繁栄を祈願する。同地区振興会館で午後0時半ごろ、開幕。2時間ほど地域団体や住民らが伝統芸能の「獅子風流(ししふり)」や歌唱、踊りといった計22演目を披露する。漫才コンビ「まつトミ」(仙台市)も来場し、会場を盛り上げる。
祭典実行委員会の高橋秀一郎さん(64)は「新型コロナウイルス禍が明け、5年ぶりに宵祭りもある。島にゆかりのある人々をはじめ多くの観光客に来てもらいたい」と呼びかける。
連絡先は高橋さん090(2608)6666。
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