厚みある響き華やか SWE定演、5年ぶり通常規模 なじみの曲、観客沸かす
石巻シンフォニックウインドアンサンブル(SWE)は21日、定期演奏会2024を石巻市北村の市遊楽館で開いた。団員45人が華やかな厚みのある音色とさまざまなジャンルの楽曲を披露し、観客を魅了した。
新型コロナウイルスの影響で通常規模での開催は5年ぶり。約410人が訪れ、会場はほぼ満席となった。
演奏会では組曲「宇宙戦艦ヤマト」「スーパーマリオブラザーズ」のほか、「天城越え」「与作」といった歌謡曲を集めた「ど演歌えきすぷれす」といったなじみのある曲目が観客を楽しませた。
木村正市団長(59)は「20代の団員が実行委員を務めるなど、若手の活躍がうれしかった。お客さんにもコロナ禍以前のように楽しんでもらえたので、今回の演奏会を励みに今後も頑張っていきたい」と話した。
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