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関節痛や肩こり緩和に「流水リハビリ」 あいプラザ・石巻で開講 超音波当て水中運動

専用機械が発する超音波を浴び、体をほぐす参加者ら

 石巻市立町1丁目の石巻健康センター「あいプラザ・石巻」は今月、体に超音波を当てながら水中で運動する「流水リハビリ教室」を新規開講した。専用機械の導入は石巻地方で初めて。関節痛や肩こりに悩まされる大人世代に向けて、新たなケア方法としてPRする。

 プールサイドに設置した専用機械が水中に超音波を発生。プールに入った利用者が振動を浴びることで、水中ウオーキングの約2.2倍の運動効果が得られるという。

 受講者は背中や腹部に超音波を当てたり、浴びながら講師のマッサージを受けたりして筋肉をほぐす。講師は仙台市で健康塾を主宰する菅原敏幸さん(64)が務める。

 4月に5回開いた体験会には50~70代の男女延べ15人が参加。27日に体験した同市蛇田の無職女性(81)は「長年膝に痛みがある。超音波は気持ちが良く、運動した後のようにおなかもすいてきた」とにこやかに話した。

 センターの運動講座の受講生は近年、高齢者が多数を占める。運動を始める前から関節痛などの問題を抱えている場合もあり、痛みの緩和の機会を提供しようとケアに焦点を当てた講座の開講を決めた。

 センターで運動指導を統括する渡辺由紀さん(46)は「リハビリだけでなく普段運動する方の筋肉ケアにも使える。多くの方に利用してほしい」と述べた。

 講座は月、水、金、土曜開講。5~9月の受講生を募集中で、受講料は1回当たり1300円。体験も随時募集している。1回1300円。連絡先はセンター0225(95)8640。

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