閉じる

能登、台湾へ 義援金80万円、石巻唱友会寄付 歌謡祭の収益など

斎藤市長(左から3人目)に義援金を手渡した阿部会長(同2人目)ら

 石巻市塩富町1丁目の歌謡愛好団体「石巻唱友会」は7日、能登半島地震と台湾東部沖地震の被災地への義援金計80万円を市に寄託した。日本赤十字社を通じて送られる。

 唱友会は4月21日、チャリティーイベント「石巻大歌謡祭」を市内で開催。入場料の収益と会場で集めた寄付金を義援金に充てた。

 阿部正栄会長(76)ら5人が市役所を訪れ、斎藤正美市長に義援金を手渡した。阿部会長は「スポンサーの企業と団体、歌謡・舞踊の先生方の協力があって盛大に開催できた。東日本大震災の津波被害を受けたので、台湾も能登も人ごとではない。微力だが協力させてもらいたい」と述べた。

 斎藤市長は「寄付を頂きありがたい。歌謡祭が盛況に終わり、みんなも喜んでくれたと思う」と語った。

 唱友会はこれまでも福祉のための寄付活動を行ってきた。今回も地震の被災地に加え、市社会福祉協議会にも20万円を贈る。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ