語り部の話を聞く会、来年1月まで全6回 震災当時教頭の佐藤さん、19日講話 遺構「門脇小」
石巻市の東日本大震災遺構門脇小を運営する指定管理グループは19日、門脇町地区などで震災を経験した教員や住民による「語り部の話を聞く会」を門脇小多目的学習室で開く。初回の語り部は震災当時に同校教頭だった佐藤裕一郎さん。来年1月まで全6回開催する。
震災発生時、佐藤さんら職員数人は連絡要員として学校に残り、押し寄せた津波から間一髪で避難した。会では、保護者や避難住民らの対応に当たった状況について話す。
会は2022年度から開催。本年度は5、7、8、9、11月と来年1月に開き、当時の教員や住民らが被災体験などを語る。昨年度開催した語り部・伝承者育成講座の受講者も新たに語り部に迎える。
時間はいずれも午後2~3時。定員各50人。参加無料。別途入館料が必要で、大人600円、高校生300円、小・中学生200円。参加希望者は電話やメール、FAXで申し込む。連絡先は0225(98)8630。
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