パフォーマンス魅せた　石巻で「まき★ダン」、ジャンル多彩に　35団体出演

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　さまざまなジャンルのダンサーが集い、パフォーマンスを繰り広げるイベント「ＩＳＨＩＮＯＭＡＫＩ　ＤＡＮＣＥ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ　まき★ダン」が１９日、石巻市開成のマルホンまきあーとテラス（市複合文化施設）で初めて開かれた。

　市と市教委、市芸術文化振興財団が主催した。石巻地方や仙台市などから３５団体が出演。ストリートやヒップホップ、フラ、ジャズなどジャンルの枠を超え、幅広い年代の愛好者が参加した。

　コンテストではなく、２～７人のチームは４分以内、８～２０人は５分以内の出演時間で自由にパフォーマンスを発揮した。音楽に合わせたリズミカルな動きと、きらびやかな照明の演出が会場を盛り上げた。

　エアロビクス仲間８人のチーム「ＭＣ－９」で参加した亘理町の小松奈保子さん（５６）は「緊張したが楽しかった。初めての開催をみんなで盛り上げようという雰囲気が良かった」と楽しんでいた。

　斎藤正美石巻市長と「いしのまき観光大使」のダンサー武藤真也さんもゲスト出演。キッズダンサー１５人をバックに北島三郎さんの「まつり」を歌った斎藤市長は「石巻でどんどんダンスをやって、明るい街にしていきましょう」と呼びかけた。

　イベントは石巻地方のダンス文化の振興を目的に開催。チケット３００枚は完売し、満員の観衆がダンサーに声援を送った。