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「にぎやかなまち」主題に楽しい提案 小中高生が意見交換 石巻・らいつ

グループで地域のにぎわいを生み出す方法を探る参加者

 子どもたちが自分たちの住むまちの理想像について意見を交わす「まきトーーーク」が19日、石巻市立町1丁目の市子どもセンター「らいつ」で行われた。同市の小学生から高校生のほか、市職員、らいつのスタッフら約20人が、より良い石巻の姿について話し合った。

 7回目となる今回は「にぎやかなまちって、どんなまち?」というテーマで、地域のにぎわいを生み出す方法を探った。

 子どもたちは「石巻市のアイトピア通りや立町、中瀬などを会場としたイベントを増やしたい」「ドッグラン、猫カフェといった動物を軸にした施設をつくる」などのアイデアを挙げた。

 既存の施設を活用することも大事だという意見があったほか、石巻南浜津波復興祈念公園で年に1度防災を学ぶイベントを開くと市民の防災意識が高まるなどの考えもあった。

 石巻好文館高3年の佐々木理沙さん(17)は「難しく考えてしまうテーマだが、小中学生は純粋な気持ちや思考でたくさんのアイデアを出してくれる。一人でも多くの人が石巻に行ってみようとなるものが実現してほしい」と話した。

 まきトーーークで出された提案などは後日、市長に届けられる。

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