昔話に花咲かせる 旧石巻女子高の1966年卒業生、喜寿祝う会 62人が参加
石巻女子高(現石巻好文館高)を1966年に卒業し、今年で77歳になるOGたちの「昭和41年卒 喜寿を祝う会」が21日、石巻市千石町の石巻グランドホテルで開かれた。
石巻市を中心に県内や東京都、埼玉県などから62人が参加。「久しぶり」「元気にしていた?」と再会を喜び、食事を楽しみながら昔話などに花を咲かせた。
東京から参加した信平扶美子さんは「活発な子が多く、先生たちも手を焼いていた。懐かしい顔も見られて、学校帰りに映画を見に行った思い出などがよみがえった」と語った。
同市出身のシンガー・ソングライター乾ひろゆきさんのライブもあった。63~65年のヒット曲「高校三年生」や「涙くんさよなら」をはじめ、北美幸二(東松島市出身)の「石巻の女」やオリジナル曲「我が心の詩」といった歌を披露した。
祝う会の実行委員長を務めた高橋寿枝さんは「平穏な毎日ばかりではなかったが、多くの人が来てくれたことに感謝。今後もみんなで集まれる機会をつくりたい」と話した。
66年卒の同期生は約350人。1クラス50人ほどで7クラスあったという。還暦や古希の際も祝う会を開いていた。
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