「００９」サンドアート制作開始　連載開始60周年特別企画　16日完成予定　石巻

　石ノ森章太郎作品「サイボーグ００９」の連載開始から６０周年を記念した特別企画として、サンドアートの制作が石巻市中瀬の石ノ森萬画館に隣接する駐車場で始まった。

　主催は石ノ森萬画館で、サンドアーティストの保坂俊彦さんが制作する。保坂さんは２０２１年から東松島市で地域おこし協力隊として活動しており、２２、２３年に同市で開催されたサンドアートジャパンカップで連覇を果たした。

　サンドアートは幅約４メートル、奥行き約３メートル、高さ約３メートル。デザインは作品の主要キャラクターのサイボーグ戦士９人とギルモア博士が描かれ、キャラクターが立体的に浮かび上がる予定。

　担当者は「キャラクターが砂像として有名なアーティストの手で描かれる貴重な作品をぜひ見てほしい」と話した。

　１６日に完成する予定で、２０２５年３月下旬までの展示を予定している。