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骨髄バンクに理解を 石巻で「いのちの輝き展」 詩、写真飾り登録呼びかけ 8日まで

詩や写真を飾り、骨髄バンクへの理解を呼びかける展示

 骨髄バンクへの理解と登録を呼びかける「いのちの輝き展」が1日、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻2階特設会場で始まった。8日まで。

 石巻骨髄バンクの会主催。小野喜代人代表(72)の次男で、急性白血病のため3歳2カ月で亡くなった哲史ちゃんの写真など約75点が並ぶ。写真は家族旅行や哲史ちゃんが大好きだった看護師とのツーショットなどで、哲史ちゃんの体調の変化などもキャプションに添えられている。

 急性リンパ性白血病のため、17歳で亡くなった山形市の小野寺守さんが闘病中につづった詩も展示。骨髄移植を受けた患者からドナーに充てたメッセージや、ドナーから患者へのメッセージも紹介されている。

 小野代表は「ドナーには年齢制限があり、10年で20万人が卒業してしまう。若い世代に骨髄バンクの登録に協力してもらいたい」と話す。

 午前10時から午後9時(最終日は午後4時まで)。

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