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「地域福祉交流プラザ」が完成 大曲浜獅子舞、開所祝う 東松島

旧幼稚園を活用して整備された地域福祉交流プラザ
オープンに花を添えた大曲浜獅子舞

 東松島市が同市矢本に整備を進めていた「地域福祉交流プラザ」が完成し1日、現地で開所式が開かれた。渥美巌市長や市社会福祉協議会の関係者らがテープカットを行い、地域福祉のさらなる充実へ期待を込めた。

 旧矢本中央幼稚園を改修した施設は鉄筋平屋で建築面積724平方メートル。社協の事務室と窓口、相談室、交流室などに加え、災害時のボランティアセンターなどさまざまな活用を見込む多目的ホールを備える。

 これまで市内に分散していた被災者サポートセンター、東部地域包括支援センター、くらし安心サポートセンターの各窓口を集約。市と社協の協定に基づき社協が運営を担う。整備費は社協の負担分を含めて約1億4600万円。

 多目的ホールであった式には市と社協関係者、市議など約70人が出席。渥美市長が「福祉の窓口一本化により市民の利便性が向上する。誰もが健康で安心して暮らせるまちとなるよう期待する」とあいさつし、社協の阿部英一会長も「地域福祉の基盤を強固にしたい」と抱負を語った。

 式では地元の「大曲浜獅子舞」が披露され、オープンに花を添えた。終了後は、出席者が施設内を見学した。

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