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東北社会人サッカー1部 コバルトーレ女川、4連勝

後半終了間際、女川・佐藤がヘディングシュートを決めて3-1と突き放す=WACK女川スタジアム

 東北社会人サッカーリーグ1部のコバルトーレ女川は第4節の2日、女川町のWACK女川スタジアムで富士クラブ2003(岩手県花巻市)と対戦した。3-1で快勝し、開幕からの連勝を4に伸ばした。勝ち点で首位のブランデュー弘前FC(青森県弘前市)、2位のFCガンジュ岩手(盛岡市)と並んでいるが、得失点差で3位に後退した。

 女川は後半4分、CKを起点に攻め、右クロスにDF志村が打点の高いヘディングで合わせて先制。その5分後にも右CKからDF三浦が頭で押し込んだ。35分に失点したものの、終了間際にMF佐藤の追加点で突き放した。

 守備を固める相手を攻めあぐねる場面もあったが、高さで勝るDF2人がセットプレーから2点を決め、きっちりと主導権を握った。DF黒田主将は「後半は、ショートコーナーで変化を付けるなどの工夫が実った」と振り返った。

 葛野昌宏監督は「(チーム間で力の差がある)リーグ戦は、引いた相手を崩す展開の試合が多くなる。得点につながりやすいセットプレーは大きな武器になる」と手応えを強調した。

 次節は9日午後2時から、いわぎんスタジアムで2位ガンジュと対戦する。

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